コラム:日々の思いを・・「今の時代の落とし穴」他

 《日々の思いを・・コラム》

日々の思いを綴ってみました。

不適切な表現や過激な言動がある場合がございます。何卒ご了承ください。
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子供らしさ?育ってる。

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年長の孫がお泊りに来ました。
かわいい、かわいい孫ですが遊び相手は大変です。
「じーじ公園いこうよ!じーじ公園!」
テレビを子供向け番組にしても・・・
「じーじ早く!テレビ消していこうよ」
我が家には屋上があるので屋上でお絵かきをさせよう!
「のっちゃん上でお絵かきしようか」
「えっ!いくいく」

まずはお花の絵を描いて・・・
川を描いて、お魚を描いて・・・

それから「けんぱ」の○を描いて

「けん、けん、ぱ」

うん?手すりの影が動く=太陽が動く

よし!手すりの影に線を引いて・・・

「のっちゃん、影がどんどん動いてるね」

「うん?あれなんでかな?えーっと」

なにやら考えはじめてから

太陽の動きの絵を描きはじめ

「わかった!太陽がこっちからこっちにいったしや」

「さっきはここに見えたけど今はここやろ」


すばらしい!ちゃんと気づくんだ!

先週は一緒にプラネタリウムに行ったのでそれもあるな・・・。

それからまた"けんぱ"をして、風を感じながらおやつを食べて

山を見て、鳥を見て、蜂まで飛んできて・・・

子供はゲームやテレビが好き?

でも外で遊ぶことがもっと好きなんだと思い知らされました。

昔は子供が多く勝手に遊びながら学んでいたんですね。

今の時代は親や家族が時間を作ってあげるしか経験する機会がないのです。

そんな時代なんだ?と流されることなくいきましょう!

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今の時代の落とし穴!

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中学生になっても・・・
・自分で勉強できない。
・我慢できない。
・わからないことを調べない。
・問題をきちんと読めない。
・テスト前でもゲームや動画を見ている。
・優先順位がわからない。
・自己管理ができない。
そして"勉強は大切だ"という気持ちがない。
もっと言えば
 挨拶ができない。お礼が言えない。
 話を聞けない。きちんと字が書けない。
 文章を読めない。図や表が読めない。・・・
そして
ちょっと英語ができる。泳げる。
ピアノが弾ける。サッカーや野球が・・・
習いに行った時間分だけ人よりできる。
でも
自分で勉強はできない。
言われたことはやるが、
自分では学べない。

一生懸命子育てしてきたのに・・・
それが今の時代の落とし穴です。
面倒なことを便利ですぐできるように!
これを追求しているのが今の時代です。
知らず知らずのうちに
子育てもそうなっていませんか?
待てなくなり欲しがりになっていませんか?

漢字が苦手なら何回も書けばいい。
計算が下手なら何回も練習すればいい。
読み取りが苦手なら音読をしっかりやればいい。
子供たちに努力する時間を作っていますか?
見守り励ましていますか?
待てなくなっていませんか?
そして結果を欲しがり
習い事や塾で忙しくしていませんか?

ゆっくりゆったり子育てがいい。
できる子のお母さん
例えば
お子さんが医学部や京都大学へ進んだ方には共通点がありました。
「どのような子育てをしましたか?」
「特別なことはしていません。教育ママでもありません」
「ただ、子供の見たいやりたいに付き合ってあげました」
小さいころの興味心をしっかり育て
その興味心が勉強の興味心へとつながっていったのですね。

子供たちは子供たちの時間があります。
もっとお花を見ていたい。虫を見ていたい。
体を自由に動かしたい。空を風を空気を感じていたい。
気づいたこと、見つけたこと、感じたことを
親と共感したい!
勉強では
もっとゆっくり考えたい。わかりたい。できたい。
わかったことを共感してほしい。
できたことを見て欲しい。

大切なことはその時間と環境(場面)です。
親ができることは子供が学ぶための
時間作り環境づくりです。

人間力とは生きる力を含めた総合力です。
です。
心は心で育つように家庭教育がとても大切です。

今日から人間力を育てよう!
できるできないでなく
時間になったら勉強をはじめる。
はじめたらきちんと読んできちんと書く。
わからないときは聞く、調べる。
そして練習する。
今日から15分はじめてください。
それが20分になり30分に・・・
どんどん力がついてきます。
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今日から、イライラしない!

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なぜイライラするのか
今の子育てを考えてみましょう。
学力格差、不登校、学力不振、スマホ依存、ゲーム中毒・・・
子供を見ると、勉強もしないでゲームやスマホに夢中になっている。

「いつまでやってるの!禁止にするよ!」「早く宿題やってね!」ふぅー
大きなため息の連続です。

これだけ便利で楽しいゲームや動画も見放題。
大人も知らず知らずスマホを手放せなくなっています。

とことん子育てが大変な時代です。

「これじゃいけない!」と思っても
一緒に勉強すれば喧嘩になり、黙っていればなにもやらない。
 イラ イラ イラ イラ

日々親子ともストレスが増していくと
親の自己防衛本能が働き「まあ、なんとかなるか」と思考停止
「見ない、考えない」ようになります。

しかし中学生になればイヤでも成績が見えるようになり
「こりゃ大変だ!」さらにストレスの倍返しです。
塾へやろうが、高い教材を買おうが、
上がるのは家計費だけ・・・
さらに悪化するだけです。

これは多くの親が経験する道です。
「思うようにならない」
これがストレスの原因でそれが苦労になります。

そもそも
「子育ては思うようにならない!」のです。
だから、イライラする必要もないのです。

「なんで、毎日寒いの!」とイライラしますか?
日本に住んで、冬になれば寒いのは当然です。
天気を変えることもできませんね。
できることは、知恵をだして防寒の準備や
この季節を楽しむこと。
ウインタースポーツをやる人には良い季節なんです。
知恵をだして一つ一つ良くするしかないですね。

「なんで、勉強しないの!」とイライラ?
学年が上がれば勉強も難しくなり、できないこともでてきます。
学校の先生との相性やまわりの子供の質も落ちています。
授業の集中力も落ちればストレスが大きくなり逃避行動へ。
家ではゲームや動画、楽しいことがいっぱい。
できるだけ遊ばせないように?好きでもない習い事に時間を費やし
親を見れば怖い顔で「早くしなさい!」「勉強しなさい!」
いつも結果と比較で子供を見ている。
そんな環境で勉強しないのは当然です。
できることは、知恵をだして・・・
勉強を楽しむこと。そして
一つ一つ良くするしかないですね。

「大人同士なら、かかわらなければ(無視すれば)いい」
でも、子供は一生親子です。将来もあります。

解決策はこれ!

①お母さんの笑顔です!
悩んでいる人の顔は暗い。
子供に何か言うときは怒り声?
なぜか子供と勉強するとき、すでに怒っている。
・・・
あるあるですね。
勉強の雰囲気が悪い!

怖い顔で相手に話せば相手も怖い顔で返します。
怒って話せば、相手も怒ります。
子供は素直なのでそのまま反応しているだけです。

笑顔で話しかければ、笑顔で一緒に勉強すれば
子供たちも笑顔で反応してくれます。

なぜ子供は思うようにならないのか?
それはがあるからです。

今日から笑顔で接していきましょう!
どんどん子供が変わっていきますよ。

②心はで育てる!
「えー難しい?どうすればいいの?」
実はカンタンで、
「かわいい子」「愛しい子」「大好きだよ」
その思いを素直に出せばいいのです。
抱きしめたいときは抱きしめればよいのです。
楽しいでしょ。

具体的には
無視しない!
見ているよ!聞いているよ!
そして最大のポイントは
信じているよ!です。

ニコニコ笑顔で、子供と話す時間を作るだけで
楽しい時間を感じることができます。

③勉強もです。(やる気)
勉強する子としない子の違いは?
勉強が好きか嫌いかの違いです。
(これを"やる気"と言っています)

みなさんも経験があります。
英語が好きなら、英語は勉強します。
でも、嫌いな数学は勉強しません。(悪循環)

その好き嫌いの感覚は幼児期から身につきます。
子供はシールが大好きです。
シールを貼るときは真剣勝負です。
そこで
「上手にはれたね!すごい!!」と声をかければ
やった!うれしい!楽しい!
これが「なんとなく好き」の感覚です。

さらに小学入学から新しいことを学んでいきます。
学校の授業が
「よくわかる」
「なんとなくわかる」
「あまりわからない」
から
「なんとなく好き」
「なんとなく嫌い」を毎日経験します。
その経験の積み重でその子の感覚ができていきます。

子供の頃「好き」「嫌い」は
まわりの反応が重要なんです。

昔、散歩のとき娘に「走るの速いな」と言ったところ
娘はどんどん走ります。「おっ!すごいな」と言うと
いつも走っています。
足が勝手に速くなって陸上もしていないのに
小学生の高学年では市の大会で1位でした。

「自分で勉強する子に」と願うなら
早い時期から「スゴイ!できたね。」
とどんどん誉めることです。
「やれば、誉められる」と感じれば
勝手にやる子になります。

心は心でしか動かないし育ちません!


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小学低学年で塾へ行くと失敗する!

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これまで失敗したご家庭を多く見てきました。


たとえばK教室
「やってて よかった・・・」
でなく
「やっと、やめれた・・・!」
これが子供たちの声です。

親が気づかないうちに
子供たちに大きなストレスを与えていたのです。
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塾ってどんなことをやっているのかご存知ですか?

小学生塾のほとんどがプリントをやらせます。
これは指導者の質にかかわらず多くの生徒を受け入れるためです。
(だから頻繁に指導者募集しています)

棚に大量のプリント小分けされています。
それを自分でとりにいってやります。
書けたら、先生に○をつけてもらうために並びます。
間違えたところは自分で直して
また○をつけてもらうために並びます。
終われば、棚へ行って次の番号のプリントをとり
また自分でやって、並びます。
学年に関係なく算数の系統によって作られたプリントなので進む子は進み、できない子は前の学年のプリントをやります。
そして多くのおみやげ(宿題)をもらいます。
(訓練型学習なのでただもくもくとやるのみです)
中には、子供の負担になるので宿題をださないで欲しい?
とお願いするご家庭もあり訓練型教室で訓練を怠る?
本末転倒な現象も起きています。

子供たちが一番嫌がる「漢字」「計算」の宿題。
それが学校以外でもどんどんやらされる。
「やっとやめれた・・・」
子供たちの本音ですね。

時代遅れの学習法で今の子供たちにはストレスになる。

同じことを何回もやる。(訓練型)
これは高度成長期の学習目標でした。
「流れ作業や単純作業にも耐えられる人を作る」
今年度からの学習指導要領は
アクティブラーニングです!
単純作業はロボットがやっています。
時代はAIです。
「意見を集約してよりよい方法を考える」
求められる人材もどんどん変わっているのです。

漢字を20回書く必要があるのか?
それより3回で覚える方法を考えたほうがいいですね。
計算を何十回もやる必要があるのか?
1桁のたし算やかけ算(九九)は暗記なのでもちろん訓練は必要です。
慣れるまでは回数も必要でしょう。
でも、それだけではいけません。
それを工夫したり、しくみを考えたり、使ったり
ゆっくりじっくりやることも大切なのです。

できればいい。はやくやればいい。
これでは流れ作業で単純な思考になります。

そして一番危険なことは
勉強への"あこがれ"を壊すことです。
(これは幼児、低学年でつく感覚です)

新小学1年の子供たちは
「学校へ行ったらお勉強する!」
とみんな笑顔で言います。
勉強にあこがれを持っているのです。

「わかってうれしい」「できて楽しい」
知らないことを知る喜びが勉強の根本です。
それが
できればいい。終わればいい。はやければいい。
こんな目で比較されれば勉強が大嫌いになります。

一度嫌いになれば、戻ってはきません。

これからはアクティブラーニングでしたね。
一番の良い方法は家庭学習です。
東大生の約85%は子供のころリビング学習でした。
親子のかかわりの多い子供たちが優秀な子になっています。
会話しながら勉強を進める。
そして子供たち一人ひとり生まれ月も
環境も経験も違います。
その子に合わせて
ゆっくり、じっくり、楽しく。
付き合ってあげることが一番必要なんです。

古臭いようでこれが正しい勉強方法なんです。

大人は自己肯定感が強いので
失敗しないと気がつきません。
しかし、子育ては子供たちの将来がかかっています。
親の無知で間違えた選択だけはしないで下さい。

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「勉強・・めんどい!」
 成績不振の子はみんな面倒だといいます。

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成績の良し悪しに関係なくだれでも思った経験はあります。
「よし、やるか!」「明日にするか・・」
よい決断をするか、悪い決断をするか?
これは勉強に限らずいろいろな場面でプチ覚悟(小さな決断)が必要です。
その連続が人生を決めていきます。

よい選択ができるためには経験がないとできません。
幼稚園児や小学低学年の子は物事の善悪もまだわからない年齢です。
勉強すべきか?そんなこと、わかるはずがありません。
だから、
躾や習慣、経験(成功体験や失敗体験)を積ませる大切な時期なんです。

勉強する子に特別な理由はありません。(受験生以外)
やるべきことだからやる!
その感覚が身についているだけなのです。
それが家庭学習の習慣が大切な理由です。
日常的に家庭学習をしている子と
何もしないでゲームや動画を見て楽しんでいる子では
勉強の経験値が天と地ほど差がつくのは当たり前です。

「なんで勉強しないの!」「やらないと大変なことになるよ!」
とよくお子さんに叱咤激励をされますが
言われてやることではないので効果はありません。
その子の感覚(人間力)なんです。
早い時期にこの感覚をつけてあげるのです。

小中学校の教科学習は答えのある勉強です。
答えのある勉強は・・・覚える(暗記)です。

例えば
「本初子午線」地理の用語です。
①読める(ほんしょしごせん)
②意味(地球の北と南を結ぶ最初の線)
 本初ーはじめ 子ー北 午ー南
 イギリスロンドンを通る
《覚え方》
刷り込み型ー何回も声に出す。何回も書いてみる。
理解型  ー意味を覚えて記憶する。

天才以外はどちらかの方法で覚えます。
どちらも時間と考えるエネルギーが必要です。
その積み重ねがテストの結果になるのです。
さらに心が
「めんどい・・・」と思えばやりません。

「塾へいけば・・・」「塾へ行けばなんとかなる」
考えてみれば
高い月謝を払って英単語を覚えたり、用語を覚える?
しかも、勉強が「めんどい」子に覚えさせる?
かと言って英単語を覚えていない子に文法や解き方を教えても
意味不明・・・瞳孔が開いています。
とても効率が悪く費用対効果は最悪です。

中学3年の夏季特訓は20万円です。
毎月少なくとも3万円の出費です。
「めんどい」子に普通なら投資はしませんね。

それではどうすればよいのか?
例えば10万円を一番効率的に使う方法は
 1.それでも塾へやる。
 2.子供に10万円あげるから点数あげてと言う。
2は斬新ですが「だから毎日○○してね」がないとダメです。
おすすめは
 3.お母さんが10万円もらう。
塾へ行ったつもりで10万円分アルバイトしましょう。
例えば毎日英単語を5個づつ覚える。とか
よりそってあげてるだけで一番効果があります。

ポピー教室に体験にきた子の殆どが
「楽しかった」と言います。
勉強しているのになぜ?最初は不思議でした。
実は「よりそい学習(対話)」が原因のようです。

「なるほど、考えたんやね」「こうしたらいいんじゃない」
「あれ、凄いね。できるやん!」「なんでここでミスるかな」・・・
これまでこうやって向き合ってくれる経験が少なかったのかもしれません。

勉強は教えるのなく、よりそってあげることが効果があります。
そして一緒に考えてあげるだけで楽しくなるのです。

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「学校再開で現実世界へ」

 学校も勉強もハードスケジュール
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6月から徐々に社会生活も動き始めました。
「自粛だからしょうがない」という悪魔のささやきが
影響したのか?
仕事が通常業務になるといきなり現実世界!
この2ヶ月分の遅れを取り戻すために必死です。
子供たちも同じで
2ヶ月以上の休校で心も体もお休みモードから
いきなり、現実の世界へ!

中3の子供たちは
「実力テスト」「期末テスト」とまったなしです。
高校入試はそのまま実施されるため
どんどん勉強が進み、テストも実施されます。
現実は厳しいのです。
12ヶ月の学校生活が10ヶ月になったのです。
他の学年も同じです。
報道では2~3年かけて学習してもよし。
と文科省から通達されてようですが
カリキュラムをいじることは大仕事です。
おそらく頑張って追いつく方向だと思います。
夏休み教材などを考えると
夏休みまでに追いつく!ことが学校の目標だと思います。

学校が、スピード授業、長時間授業になると
ゆっくり理解すること、繰り返してできるようになることがなくなります。

定着は家庭で!
さらに家庭学習の重要性が高まります。

標準家庭学習時間
学年×10分です。
小1年は10分、2年で20分・・・
中1は7年生で70分・・・
これは落ちこぼれないための最低学習時間と言われています。
そしてプラス10分できればベストです。

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「みんなイイ感じ!」

 勉強は"慣れること"です。
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自粛要請も解除され久しぶりのポピー教室でした。
小学生から高校生まで
みんなの笑顔が見られて楽しい時間でした。

気になる勉強の進み具合は・・・
これがすばらしい!
みんなポピー4月号はやってあり5月号もやった子も
いました。
さらに、頭の回転もいい。姿勢や目つきもいい。
勉強に対する気持ちも衰えていませんでした。
「みんなエライね!」

やったことが身についているか?
自学自習だったのでちょっと心配です。
試しに「まとめ問題」をやってもらいました。

基本的なことはみんなできています!
これもグッドです!!
ちょっと悩んでいるところはありましたが
これから学校でもやるので
これでバッチリです。
今が50%理解なら、学校であと50%で100%!
今が70%理解なら、学校であと30%+応用で120%!
今が0%なら、学校で100%?ヤバイかも・・

習っていなくても、やっていれば自然と慣れている感じです。
実はこれが一番大切なことだったのです。

勉強でまず大切なことは
慣れること!なんです!!

九九ができない中学生は殆どいません。
時計の読めない、時間の計算ができない大人もいません。
英語が大嫌いでまったく勉強しない子でも
I am や You are や He is は書けます。
何回も見たり聞いたり書いたりしていれば自然と覚える。
分数の計算の意味がわからなくても
何回もやっていれば、計算はなんとなく出来るようになっていきます。
さらに、
「読み慣れ」「見ること慣れ」「考えること慣れ」・・・
思考回路全体を刺激し結果
勉強慣れ(勉強が上手な子)になります。

「あんまり先に進むと忘れるか心配」と思う方もいますが
まったく心配はいりません。
6月号もサクサク進めて下さい。
夏休みまでにはきっと6月号の内容は学校でやります。
1回やっていれば、思い出せばいい。
はじめてやれば、どういうこと?と理解からになります。
授業の聞き方がまったく違ってきます!

家庭学習が上手くいかないご家庭の中には
親の頑張り過ぎの場合があります。
例えば
社会歴史テストで「卑弥呼」と書けなかった・・・
「なんで書けないの!」親はいいがちですが
「卑弥呼」って何回書いた?何回口で言った?
授業で1回書いただけかもしれません。

1回で覚えられれば勉強する必要はありません。
1回で覚えられないので勉強するのです。

「勉強」=「教える」(わからせる)
と思い、わかるまでやらせがちになっていませんか?
"わからせる"が大変でこれができればプロです。
"学ぶ"は⇒"まねる"です。

家庭学習は勉強に慣れさせるため
と思うと気持ちも楽になりますね。
下手でも何回もやれば上手になるんです。
適当にやると慣れません。
間違えてもいいから、一生懸命やる。
声に出して読んで、きちんと書く!
「わからん!」から止めるのでなく
解答を声に出しながら丁寧にノートに書く。
その後、本誌にもう1回やる。
「あら!できるじゃん!!」

それを教えてあげるのが親の役目です。
勉強時間を決めて、その間はきちんとやる。
頑張っている姿を認めて誉めてあげる。
ただそれだけでいいんです。

この学校休校期間で
天と地ほどの学力格差がつきました。
「うちの子勉強しないし、どうしようもない」
と人ごとのように言っている人もいますが
緊急事態って意味がわかっていないのか?
12ヶ月でやることが10ヶ月になればどうなるか?
今後必ず授業がスピードアップするのです!
繰り返す時間がなくなり、慣れる時間がなくなるのです。

我が子に苦労はさせたくない。元気で明るく。
と願っているはずなのに?
勉強がわからないだけで
授業中は元気がなくなるのです。
人をうらやむ子になってしまうのです。
自信のない子になってしまうのです。
練習すれば、慣れればみんなできるようになるのに・・・

いつも成果を求めて歯磨きしますか?
でも結果的には虫歯にならず強い歯になります。
勉強も同じで、日々淡々と進めていくことが
結果的には一番大切なことなのです。

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「私も勉強しています」

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国の緊急事態宣言も延長されましたが
全国では今日から学校再開の地区もあります。
「そろそろ学校再開してほしい。」
「まだ感染が心配。」
意見もいろいろでそれぞれの考えもわかります。
共通の思いは「子供たちが心配だ」ということです。

これだけ長期間学校が休校になり
ステイホーム生活が続くことは歴史的にも初体験で
その結果どうなるかもわかりません。
わからないときは・・・
今できることをやるしかありません。

「毎日こどもがいて大変。」と思うか
「毎日こどもといれて楽しい。」と思うか
これって考え方ひとつですね。
最近、気づいた!考え方が変わった!話をよく聞きます。
「子供をゆっくりみる良い機会になった。」
「一緒に勉強する時間ができた。」
「自分の勉強にもなってよかった。」

書店へ行くと大人のための
「中学英語がわかる本」
「中学数学が○日でわかる本」・・・・
沢山の関連本があるのをご存知ですか?
「学びなおし」はあたりまえのようです。
テレビのクイズ番組でも小5の問題をなぜか頑張って考えてしまいます。
そして"わかる"と"スッキリ"します。
さらにおもしろいことが
中学生の頃は意味不明だったことが
大人になって読んでみると「なんだ、そうだったのか!」
なぜか"わかる"んです。(年の功?)

子供に勉強させようと思うとしんどいですね。
親も、毎日頑張っているのだから。
だから
自分が勉強しようと思うと気分が違います。
「漢字やってるの?よしお母さんもやってみるね」
「計算やってるの?お母さんと競争よ」
「英語?ちょっとお母さんにも見せて」
Iとyou以外の単数が主語ならisで一般動詞にSをつけるんだ!
新発見がたくさんありますよ。
そしてお母さんが発見した新発見をお子さんと共有すれば
お子さんにも楽しさが伝わります。

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便利な時代を活用して
効率的な勉強を!

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英語の勉強に使える!!
このアプリ知ってます?
グーグルの翻訳アプリです。









いろいろな機能がありますが
「カメラ入力」⇒「スキャン」として
英語の教科書をスキャン!

指で場所を指定すると
その場所の英文を読んでくれたり
英文を日本語に訳してくれたり・・・
「英語のガイドやCDがいらんな!」

時には「あれ?」というのがありますが
教科書文ならだいたい正確に処理してくれます。
一緒に教科書文を読んで、自分の和訳と比べると
効果抜群です。

他にいろいろな便利なアプリやサイトがあります。
県名を覚えるサイトなど・・・
情報収集やまる暗記にはいいですね。

私たちも日々解説動画をアップしていますが
見るだけでは意味がありません!
わかったら⇒やる!
これがないとできるようにはなりません。

今日も中2の子と勉強していて
数学の途中式が間違えていました。
「ここの符号が違うよ。これはね・・・」
説明すると、書いたメモを見ながらただ写しています。
「オイ,オイ。なに写してるの!」
ゴールはこの問題ができること!
「○○さんは答えを写すこと!がゴールになっとる!」
迷子になっとるぞ!!

これは注意とかレベルの低い話ではありません。
ゴールのない勉強をやっていると
やっている本人の心が育たないのです。
「やる」⇒「できた!」
がないと心が喜びませんね。
なぜ勉強するのか?
勉強したら進化しないとだめなんです。
そのゴールまでの道のりの中に
アプリや解説動画など便利なものがあります。
必ずゴールをめざして下さい。

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将来、「コロナ世代?」

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非常事態宣言でご家庭はどうお過ごしですか?
お仕事で多大な損失のある方も沢山います。
私を含め友人知人、事業をされている方は試練のときですね。
いろいろな支援策があるようです。
心を強くして、情報収集をして、打開していきましょう!
こんな時こそ笑顔!元気!です。ファイト!!

こんな困難なときにいつも思うのは
「諦めない心」って勉強と同じだな・・・と思います。
情報収集して、整理して、考えて、行動する。
それを何回も何回も繰り返す。
勉強と似ていますね。
「勉強なんかしなくても、ちゃんと仕事しているぞ!」
そうです。学歴がなくても大成功した人はたくさんいます。
この"勉強"とは、国語や算数のような教科学習だけに限ったことではありません。
もっと広い意味での勉強です。
外遊び人とのかかわりがそうです。

ただそれは昔の話です。

義務教育の目的は"生きる力"を育てる!です。
困難を乗り越える力です。
新しいことを教わり理解して整理して応用する。
その思考回路を育てています。
だから、成績が良いとか悪いとかじゃないんです。
学ぶ回路や習慣が育っているかいないかです。
これこそ将来子供たちが幸せな人生を送る力になります。

学校休校でお子さんはどんな生活をしていますか?

朝はいつまでも寝ている。
めし食って、便所して、ゲームして、動画見て、
言われてやっと文句をたれながら宿題をやる。
それも、1時間も集中してやらない。
こんな沢山時間があるのに宿題すらやっていない?

そんな人ってどんな人ですか?
ダメダメですよね。

本来は学校に行って、1限目から勉強しているんですよ。
在宅ワークのご家族は家だからサボっていますか?
今は在宅ワークと同じで在宅学校なんです!

外にも出られない。友達とも遊べない。・・・
子供にもストレスがあるのは当然です。しかし
多くの方が勘違いしていることがあります。
だから、楽させる?は×です!
やることをやらなかったストレスがあるのです。
勉強しなければいけない・・・子供たちもわかっています。
学校が休校でヤバイ・・・これもわかっています。
でも、何もしないで不安のまま過ごしている。
これこそが大きなストレスになるのです。

子供を厳しく育てるのではありません。
学校生活と同じで土日は休めばいいです。
だから平日は学校へ行ったつもりで生活すればよいのです。
ためしに
「明日は1限目国語、2限目算数、3間目図工・・・」
と計画を立ててやってみて下さい。
2~3日で学校の課題は終わります。

そして、学校と違って家学の良さもあります。
子供はそれぞれ考える速度が違います。
納得してから進む子もいます。
その子のペースで、じっくり時間を使えることが
家学の良さです。

お母さんの役割は
無理をさせないで
その年齢、成長度合いに合わせて育てるのです。
生き方を教えるのです!
お子さんの学年に合わせた計画を一緒にお願いします。

ゆとり世代は就職が厳しいことが以前話題になりました。
ダメダメ人間になりそうなコロナ世代?も将来同じことになるかもしれません。

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臨時休校 家庭学習内容
「改めて学校で教える必要なし」文科省

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前回でアップしましたが
「今は全日制から通信制に学び方のスタイルが変わった。」
学校がお休みじゃないんです。
登校しないだけで
家庭で学校の勉強をやってね!と言っているのです。

例えば・・・
学校の宿題で4月の学習内容のプリントがでた。
学校再開後・・・
その内容の小テストをやって、半分以上の子ができていたら
「はい。OK」
5月再開なら、5月の内容。
6月再開なら、6月の内容をはじめる。
その可能性が高いと言っています。

学校の準備の関係でプリントが遅れているだけで
4月の学習内容は家庭でやる方向です。

こんなことをお伝えすると
「あんた、どうするの?」
「もう学校で教えてくれんのよ。」
「どうなっても知らんよ!」
とお子さんに向かって言いそうになりますが・・

もう子供まかせのレベルではないのです。

ここは冷静に!
頼みの綱は"家庭"だけです!
①「理解する」ポピーの教科書のまとめ
②「練習する」(定着)ポピーの問題
③「確認する」ポピーのまんてんチェック・テスト

の順番です。
②であやふやなら①へ戻ります。
③で不完全なら①②へ戻ります。

いつもなら
①は学校で先生が黒板で説明します。
しかし今回は自宅学習です。
お母さんやお父さんがポピーを使って
話し言葉にしてあげてください。

「うちの子、読めるから・・・」って
漢字にフリガナをつければ年長さんでも字は読みます。
問題は意味がわかるか?です。
大人でも難しい論文を読んでも意味がわかりませんね。

「文字言葉を理解する」は学力が必要です。
話し言葉」に変換してあげないと理解できない学年や子供がいます。

今日はじめてお会いした新1年のお母さんには
「お母さんも大変だけど、親だから頑張るしかないですね!」
「勉強がわからなくなったらお金も10倍かかりますよ」
と話しました。

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学校休校で「宿題が多い少ない」ではありません!「自宅(在宅)教育」になっているのです!!
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学校の休校も約2ヶ月あまり・・・
学習面が心配」との声も聞こえてきました。
学校からの宿題(課題)もバラバラで
休校になる前にサーっと授業を進め、新学年の内容が宿題になる学校や
登校日もなくなり新中1は進級テスト2枚が宿題という学校もあります。

この2ヶ月あまりの学習内容が学校再開で補えますか?
前学年の後半はもとより、新学年の1ヶ月分が未履修になりました。
学校再開がさらに遅れたり、半日登校などまだまだ不安定が続きます。
魔法学校ではないので、時間を取り戻すことはできません。
夏休みに数日補習をしても追いつけません。

12ヶ月かけてやる勉強
今はすでに10ヶ月でやるしかなくなっています。
さらに長引けは9ヶ月8ヶ月で・・・
しかし、これは学校での学習のことです。

高校教育を考えればわかりやすいですね。
 ・全日制・・・日中に学校へ登校して学習。
 ・定時制・・・夜間に学校へ登校して学習。
 ・通信制・・・主に自宅で学習する。
どれも高校で、卒業できれば高校卒業です。
これは学び方の違いだけなのです。

今、学校での学習が自粛されました。
だから全日制から通信制変更された感じです。

学校で学習するスタイルから自宅で学習するスタイル
今は変更されたと考えて下さい。
「宿題が多い、少ない」って学校の準備の都合の問題です。
「宿題が終わればいい。」って夏休みと違いますよ!未履修なんです。
学校で習ってないことはできない?
だから大変なんです!知恵と工夫です。

ポピーの教科書もまとめは「先生の黒板の内容」です。
しっかり理解して、練習問題をやれば授業と同じようにすすめられます。
学年の低い子勉強が苦手な子
教科書のまとめを見ても意味不明・・・
こんなときは親が先生になって一緒に読んであげてください。

12か月分の勉強を
学校の登校に合わせて短縮するのか?
それとも、
家庭学習で補っていくのか?
家庭教育力が試されています。

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学習面と生活面は不即不離。互いに交流し人間づくりをします。
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元京都大学総長 平澤 興 先生(全家研ポピー初代総裁)
の家庭教育五訓の四「習慣づくりは人づくり」より
「家庭教育五訓」

当支部の教育対話主事先生からのつぶやきです。

ある子どもたちとのやり取り。
〈○○ちゃんの場合〉
「桜きれいだね。スーパーの前とかいっぱい咲いているけど、見た?」
「今日、お買い物に行ったとき見た!めっちゃすごかった‼️
「○○公園のも見たかな?」
「行ってないけどテレビで見た。すごいきれいだった❗️

☆感性が豊かできっとお母さんが声をかけたのだと思います。
だから、勉強に対してもできた!とかの感動があるように思います。

〈□□さん+他の場合〉
「桜きれいだけど見に行った?」
「?」
(何の話してるんだろうという反応)

☆あんまり勉強に前向きでない子どもたちです。
前の○○ちゃんだったら、見に行ってなくても目を輝かして聞いて、見に行きたいとの反応があるように思います。
おそらく親の働きかけがないのでしょう。

桜もそろそろ終わりですが、今から新緑やいろいろな花がきれいな季節。
田畑の畔には、ヒメオドリコソウやオオイヌノフグリ、カラスノエンドウなどの雑草の花もきれいな季節です。

コロナの影響であまり外出できなくても、学習に前向きなお子さんはきっとこういうものにも目を止めるのだと思います。
以上

よく耳にする「やる気がない」という嘆き。
勉強にやる気がないのではなく
すべてにやる気(興味心)がないのでは?

まさしく親のよりそいが大切だとわかりますね。


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みんな大変」「みんなお休みだから」"みんな"は悪魔のささやき!
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新型コロナウイルスで歴史的な大混乱!
学校も休校になっている地区が多くあります。
「GW明けまで休校?」となると学習面での不安もでてきます。

以前"ゆとり学習"が施行され、その年代の子供たちが
大人になり社会人になって"ゆとり世代だから"と揶揄された記憶も
新しいですね。
将来"コロナ世代だから学力が低い"となる可能性もあります。
しかし
ゆとり世代の子供たちは全員がゆるいのでなく、その中でしっかり学習してきた子供たちも沢山います。
そして、自分の目標を持って夢を実現している人も沢山います。
"みんな大変"
この"みんな"が気持ちを緩ます悪魔のワードです。
"みんな大変"・・・だからどうするの?
そこが問題です。
みんな大変なのは事実です。
だから、何もしないと大変になるんです。
知恵と工夫で乗り越える努力をするか?
変な安心感?でただ流されるか?
親の能力が試されるときです。

わかっていることは
それぞれの学年で習う内容は決まっています。
小3の勉強を小4まで持ち越してやりません。
だから
授業時間が少なくなれば、過密スケジュールになります。
学校再開後、授業がどんどん進むということです。
そして、前半の学習は宿題で消化する場合もでてきます。
(進学高校はすでにそうなっています。読めばわかる!)

ならば
お家でできることをしっかり進めることが対策です。
ポピー会員さんならポピー4月号を進めて下さい。

中学ポピーで事情により学校へなかなか行けない子でも
お家でしっかりポピーをやって、テストは平均点以上です。
ポピーはそれだけしっかりした内容で
自学自習用に作っています。

新しい教科書をもらったら
国語は何回も音読をするだけで違ってきます。
社会も教科書の音読が効果ありです。
中学英語も本文を音読。
そして、和訳をしましょう。
算数、数学、理科はポピーの教科書のまとめを
ノートに整理すると学習内容がわかります。

ただせさえ、学力格差が広がっています。
その原因は家庭での過ごし方の違いです。
今回さらに格差が広がり危機的な状況になることを心配しています。



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