幼児~小学生のイメージ力が学力の差に!

イメージ力をつけよう!

見えるが学力」と「見えない学力」があることは知っていますね。

見える学力」は計算ができた。漢字が書けた。など練習したらできた!が見えること。
見えない学力」はズバリ!センスです。

問題の難易度では
「見える学力」は、レベル1。計算や漢字の書き取りです。
「見えない学力」はレベル2、3。応用問題です。

見える学力をめざしてK教室で反復練習させる?
親が結果を求めすぎているのかもしれません。

「見えない学力」とは?イメージ力です。
文章問題や図形問題などが苦手な子はまずイメージ力が弱いのです。
子供たちの言葉では「わからん」「意味不明」となります。

今年も高校入試は過去最低点を更新しました。
目先の結果を求めてもいずれ結果がでなくなります。
今回は後伸びする学習のセンス!イメージ力がテーマです。

イメージ力は大切で「見える学力」でも影響します。
例えば
  2(3x+y)-5(x-2x)・・中2

できるために必要なことって?

まず、やる気です。
「えっ?やる気とイメージ力って関係あるの?」
それは
「できるとスッキリするイメージ」
「できなと悔しくなるイメージ」
そんな根本的なイメージありなしが影響します
やらない子はこのイメージがないので「どーでもいい」のです。
よく受験生に
「このままじゃ行ける高校ないよ!」「どうするの?」
と叱咤激励?するご家庭がありますが
イメージ力の弱い子に話してもイメージできません。
だから「うるせぇな!」「しらんし」となります。
一方、イメージ力のある子は、勝手に頑張っています。

そして「できるイメージ」のある子が問題をやります。
授業中、先生の話を聞きながらイメージができた子と
授業中にお休みタイムでイメージができなかった子との違いになります。

計算のやり方を覚えることもイメージからです。
・・・「2を配って()をはずして」
   「-5は注意ね!!」
イメージの持てる子はやり方のイメージで覚えていきます。
イメージが待てない子は10倍練習して身につけます。

小1年のたし算やひき算、2年の九九は暗記ですが
イメージを持って練習する子とそうでない子とでは
覚える早さが違います。

「見えない学力」とは
イメージ力で、"ピン!"とくることです。
わかりやすい例では

(問題:中2)
底面の1辺の長さと高さが等しい正四角錐Aがある。 
1辺の長さがAの正四角錐の高さの2倍の立方体をBとする。
立方体Bの体積は, 正四角錐Aの体積の何倍か。

基本知識も必要ですが
イメージできるかがカギになります。
試しに「絵がかけるか?」やってみればわかります。
絵を描いて1辺をacmにして
それを眺めれば・・・"あっ!"となり手が動きます。
イメージ力の強い子は頭で描いています。
問題を読んで絵もかかないで悩んでいたら
それは思考停止状態です。
これがイメージできないということです。

イメージ力はどうすればつくのか?
幼児から小学1年までが最も身につくと言われています。
だから幼児期から小学低学年までがとても大切なのです。

まずは、「観察力」
五感をフル活用して現実のもののイメージを作っていきます。
まさに幼少期はそういう動きをしていますね。
そのためには
いろいろなことやものを感じられる経験をさせてあげることが大切です。
お散歩や遊びが一番いいですね。
さらに
お散歩しても、クジラやゾウに出会うことはありません。
そこでの必修アイテムが"絵本"(本)です。
本を見ればいろいろな世界を見ることができます。
お話を聞けば、いろいろなイメージが育ちます。

その環境を作るのは大人です!
そして、さらにイメージ力を増幅するのも大人の関わり方です。
例えば散歩しながら雲を見て
「ドーナッツみたい!」「本当ね、車のハンドルにも見えるね」
共有、会話、楽しい増幅のポイントです!

学習するときもイメージ力を育てる!
幼児ポピーはそのための教材です。
毎月親子で楽しくやるだけで
季節に応じたいろいろなものに出会い、国語や算数の基本になるイメージ力が身につきます。
楽しい会話でイメージ力を増幅してください。

小学1年は本当にチャンスです!
絵を使ってイメージをどんどん育てて下さい。
これくらい書き込んでいればOK!です。

まだ簡単な文章問題なので
イメージを図にすることは簡単です!
「文章を読んで」⇒「どんなお話か絵にしてみようか」
と話しながらどんどん慣れていってください。
学年があがれば
絵が、帯の図になり、線の図になっていきます。

ご注意下さい!
計算ができる子は「計算ができればいい」と思いがちです。
親も「見える学力」がうれしいので、それで良しとします。
数字を見つけて、式を作って計算する。
問題文をよく読まない癖がつきます。
学年が上がってから「イメージして!」と言っても
そのイメージをつける訓練をしていないので無理です。
勉強が簡単な今だからしっかり見てあげて下さい。

また、最近幼児期に絵本の読み聞かせをしていないご家庭もあります。
幼い子供に動画やゲームで時間を費やしているご家庭もあります。
「見えること」だけ求め習い事にはしるご家庭もあります。
それではイメージ力は育ちません!
中学生ではイメージ力のない子が年々増加しています。
これは成績だけでなく、人生でも苦労することになります。
縄文時代は約1万年です。
今でも源氏物語を読んでいます。
平安時代と今、たった数百年では人間は殆ど進化していません。
進化したのは科学技術だけです。
だから
昔も今も経験して知識を蓄えるしかないのです。

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