学力格差は家庭から

どうして頭の良い子と悪い子がいるの?

同じ学校で、同じクラスで、同じ先生に教わる。
同じ教科書を使って、同じプリント、宿題も同じ。
しかし
同じテストをすると・・・
100点の子もいれば、70点、40点・・・
同じでなくバラバラです。

これは塾でも同じです。
同じ塾で、同じ指導者、同じプリント、
それでも
成績の良い子と悪い子がいます。
※塾の宣伝はもちろん良い成績しか言いません。

結論は
お家での過ごし方の違い!です。

学校の授業で考えてみましょう。
先生の話が理解できる子とできない子がいます。
「話を聞ける耳」
「理解するための知識」
語彙力がなければ意味がわかりません。
それに、集中力ももちろん違っています。
最近は寝ている子もいるようでそれは論外ですが

人間力の差が
毎日の学校で大きな学習の差になっています。

人間力は小さな頃の過ごし方からです。
小さな頃、
お母さんや家族と多く会話していた。
よく散歩をした。よく遊んだ。
本をよく読んでもらった。
家に絵本がたくさんあった。
規則正しい生活をする家庭だった。
などなど
人間力を育てる環境が大切なんです。

そして授業が進み
先生の話は理解できた。とします。
しかし、できるようになったか?
1回で理解できて、覚えて、できるようになれば
勉強する必要もありません。
同じ理解度「先生の話はわかった!」
しかしそれからの過ごし方の違いが問題です。

習ったことを"おさらい"しないとどんどん忘れます。
人間は忘れる動物なので
1日の出来事の65%は忘れる」と言われています。
かけ算の九九や漢字も何回も使って、やっと身につきます。

これは生活習慣の違いから定着度合いが違ってきます。

厳しい言い方をすれば
学校から帰って一番大切なことは
習ったことの"おさらい"です。思い出す!です。
それもやらないで
習い事だ、スポーツだ、と忙しくしていることは
本末転倒です。
もちろん何もしないでゲームや動画漬けはサヨナラですが。

「宿題をやっているから」
それはやらないよりやったほうがいいですが
宿題は、終わること。提出すること。が目的です。
だから、面倒くさいし適当になります。
そもそも
同じ宿題をクラスのみんながやっています。
それでも学力格差が・・・ですね。

小さい頃のよりそい。
それからの生活習慣(学習)
それが学力格差の原因なっています。

「でも、子供に勉強させるのは難しい。」
そう考える方は
「子供にさせるのでなく、自分がやる。
と考えればどうでしょう。
人にやらせるより自分がやったほうが早いですね。

お母さんが1日10分勉強する!
それに子供が付き合う。
逆転の発想です。
そもそも親が10分、20分出来ないことを
子供にだけやらそうとするから難しいのです。

それを続ければ、
いつの間にか家庭学習の習慣になっています。
親がやらなくても、自分で勉強するようになります。

全家研ポピーでは
「10分よりそい、楽しい勉強を!」
を推奨しています。

賢い子には必ず賢い母がいます。





コメント

このブログの人気の投稿

小6⇒小5 小数倍・分数倍・中学割合

【トップ】メニュー&最新情報

らくらくスイスイ『デッサン教室』