小学低学年で塾へ行くと失敗する!

****************************
小学低学年で塾へ行くと失敗する!
****************************

これまで失敗したご家庭を多く見てきました。


たとえばK教室
「やってて よかった・・・」
でなく
「やっと、やめれた・・・!」
これが子供たちの声です。

親が気づかないうちに
子供たちに大きなストレスを与えていたのです。
----------------------------------
塾ってどんなことをやっているのかご存知ですか?

小学生塾のほとんどがプリントをやらせます。
これは指導者の質にかかわらず多くの生徒を受け入れるためです。
(だから頻繁に指導者募集しています)

棚に大量のプリント小分けされています。
それを自分でとりにいってやります。
書けたら、先生に○をつけてもらうために並びます。
間違えたところは自分で直して
また○をつけてもらうために並びます。
終われば、棚へ行って次の番号のプリントをとり
また自分でやって、並びます。
学年に関係なく算数の系統によって作られたプリントなので進む子は進み、できない子は前の学年のプリントをやります。
そして多くのおみやげ(宿題)をもらいます。
(訓練型学習なのでただもくもくとやるのみです)
中には、子供の負担になるので宿題をださないで欲しい?
とお願いするご家庭もあり訓練型教室で訓練を怠る?
本末転倒な現象も起きています。

子供たちが一番嫌がる「漢字」「計算」の宿題。
それが学校以外でもどんどんやらされる。
「やっとやめれた・・・」
子供たちの本音ですね。

時代遅れの学習法で今の子供たちにはストレスになる。

同じことを何回もやる。(訓練型)
これは高度成長期の学習目標でした。
「流れ作業や単純作業にも耐えられる人を作る」
今年度からの学習指導要領は
アクティブラーニングです!
単純作業はロボットがやっています。
時代はAIです。
「意見を集約してよりよい方法を考える」
求められる人材もどんどん変わっているのです。

漢字を20回書く必要があるのか?
それより3回で覚える方法を考えたほうがいいですね。
計算を何十回もやる必要があるのか?
1桁のたし算やかけ算(九九)は暗記なのでもちろん訓練は必要です。
慣れるまでは回数も必要でしょう。
でも、それだけではいけません。
それを工夫したり、しくみを考えたり、使ったり
ゆっくりじっくりやることも大切なのです。

できればいい。はやくやればいい。
これでは流れ作業で単純な思考になります。

そして一番危険なことは
勉強への"あこがれ"を壊すことです。
(これは幼児、低学年でつく感覚です)

新小学1年の子供たちは
「学校へ行ったらお勉強する!」
とみんな笑顔で言います。
勉強にあこがれを持っているのです。

「わかってうれしい」「できて楽しい」
知らないことを知る喜びが勉強の根本です。
それが
できればいい。終わればいい。はやければいい。
こんな目で比較されれば勉強が大嫌いになります。

一度嫌いになれば、戻ってはきません。

これからはアクティブラーニングでしたね。
一番の良い方法は家庭学習です。
東大生の約85%は子供のころリビング学習でした。
親子のかかわりの多い子供たちが優秀な子になっています。
会話しながら勉強を進める。
そして子供たち一人ひとり生まれ月も
環境も経験も違います。
その子に合わせて
ゆっくり、じっくり、楽しく。
付き合ってあげることが一番必要なんです。

古臭いようでこれが正しい勉強方法なんです。

大人は自己肯定感が強いので
失敗しないと気がつきません。
しかし、子育ては子供たちの将来がかかっています。
親の無知で間違えた選択だけはしないで下さい。












コメント

このブログの人気の投稿

小6⇒小5 小数倍・分数倍・中学割合

【トップ】メニュー&最新情報

らくらくスイスイ『デッサン教室』